日興の会計操作

飾り

ニュースにはあまり大きく取り上げられてはないものの
やった事は、ライブドア並みに悪質な、日興の会計操作

そもそも たかが子会社の一担当者が、発行もしてない架空の社債
連結決済に140億も計上できるわけがない・・
しかもこの子会社は、そもそも連結決済から外れていたわけで(特別目的会社

そこからありもしない社債利益だけを、連結に反映させた時点で
この言い訳は崩壊してるのだが、
金融庁もマスコミも、日興側の説明で満足しているらしい
さすが イチローでコマーシャルをガンガン流してただけはある


で、こんなありえない会計処理を監査して、お墨付きを与えてたのが
カネボウ事件で有名な、旧中央青山・・
で、その監査法人の責任をめぐって下のような事が
(一部日経紙面の内容を加筆)

日興の決算訂正監査、みすず監査法人が対応に苦慮

〜当時の担当、「あらた」移籍〜

 日興コーディアルグループの決算訂正を巡り、みすず監査法人(旧中央青山)が対応に頭を悩ませている。
日興は18日の会見で「訂正報告書の監査を引き受けてもらう」と説明したが、みすずは正式な受諾をためらっている。
カネボウ事件で業務停止処分を受けたみすずには、当時の監査担当者がほとんどいないうえ、
再び監査の責任論が浮上するのを避けたいからだ。

みすずは特別目的会社(SPC)に関する会計処理が問題となっている2005年3月期に日興を監査していた。
だが今年夏の分裂で誕生したあらた監査法人に、日興の監査チームが移籍。日興もみすずを見限り、夏からあらたに監査を依頼している。
みすずが日興の訂正報告書に”お墨付き”を与えることは、SPCの非連結を認めた当時の監査を自ら否定することになる。
みすず幹部は「旧担当者のほとんどがあらたにいるのに、なぜ監査を引き受けなければならないのか」と当惑する。
一方、あらた幹部は「旧中央青山の問題であり、当法人とは無関係」と静観する。
ただ、旧中央青山の金融部(金融機関を担当)の大半があらたに移り、当時の金融部長はあらた執行部に名を連ねる。
みすず側からは、「責任を取って欲しい」との恨み節も聞こえる。


少なくとも当時の担当者は、別会社へ移っても これに関しては責任を負うべき
もはやみすずに担当能力がないのは、誰も目から見ても明らかだし
いまさら訂正報告書の監査を引き受けた所で、誰も監査内容を信じないかと
みすずも徹底的に拒否すれば良いだけの話。わざわざ火中の栗なぞ拾う事なぞなし